「職業体験学習プログラムへ協力しました」
今年は、宮城県の中学校から「東京へ修学旅行に行く際、職業体験を受け入れてください」とのご依頼を受けて準備をしておりました。
平成23年3月11日の東日本大震災を受け、連絡が途絶えて心配しておりましたが、5月に修学旅行中止の連絡が入りました。
今回の震災によりお亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様とその家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
数日後、豊島区立千登世橋中学校から「職業体験学習プログラムへの協力依頼」がありました。今回は「働く意義や喜び、苦労を実感し自分の将来を考える」「地域の社会と触れることにより、地域への理解、身近な大人が働く姿を理解する」という目的が掲げられておりました。どの程度その目的を達する事ができるか分かりませんが、和紙やその文化と働く意義を少しでも感じてもらう事が出来ればと、お引き受けしました。
平成23年7月8日、午前11時から当社会議室に於いて中学生3人に
@「紙のたかむら」の創業から、現在までの流れ
A仕事の内容
B和紙について
昼食休憩を挟み
C再生紙を作る
D接客について
E紙のたかむらで販売店員
というスケジュールで行いました。
再生紙作りは、初めての体験だったようで、「いつも祖母が絵手紙をくれます。そのお返しにこの紙で手紙を書いて送ります」など、それぞれの思いが込められ、作業に熱がはいり、あっという間に時間が過ぎてしまいました。そのため、販売の体験はできませんでしたが、別の日にスポーツ用品店での販売体験を行ったという事でしたので、
満足いくまで、再生紙づくりをしてもらいました。
途中から、豊島法人会 社会貢献委員会 副委員長の吉田利子様が来られ、取材されて行かれました。

(この写真は、吉田様から頂いたものです) |
後日、職場体験をした中学生が当社に来られ、お礼のお手紙を頂きました。
「こちらこそ、ありがとう」

豊島区東池袋1-1-2 TEL:03-3971-7111
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